私たちは聖書を信じるプロテスタントの教会です。          【教会目標】 キリストの愛が満ち 福音宣教に生きる教会

2016年9月4日 「私は財産管理人」

2016年9月4日 「私は財産管理人」

【聖 書】ルカによる福音書12章35~48節

【説 教】齋藤 朗子牧師

【説教要約】

このみ言葉は、「主人」つまりイエス・キリストが再び来る時(再臨)まで、私たちがどうあるべきかについての教えです。

①主なる神を愛し、神に愛されている自分を愛する。
主人は「婚宴から帰って戸をたたく」とあります(35節)。再臨の時、キリストは婚宴の喜び‐愛・希望・平和‐を携えて「しもべ」のもとへ来られます。その時「腰に帯を締め、ともし火をともし、目覚めて」待つのが「しもべ」です。しもべは、主人から愛されていることを知っており、この愛だけがしもべの自己肯定感の根拠です。また、しもべは愛する主人の全てを自分も共有したいと願います。主人から与えられている愛を「泥棒」(神の愛から自分を引き離すもの)に盗まれぬよう、よく注意を払います。具体的には、祈りとみ言葉、賛美、礼拝等によって神の愛を自分の内に常に保つよう努め、神の愛という帯を絞めて、主が来られる時まで生きるのです。

②隣人を自分のように愛する。
主人を愛するしもべは、「主人の思い」(47節)を知っており、その通りにします。主人の思いとは、第一に「神を愛し」、第二に「隣人を自分のように愛する」ことです(マルコ12:28-31、レビ19:18もご覧ください)。忠実で賢いしもべは、主人の思いに従って、隣人を自分のように愛し、仕えます。もしも主人の思いを知りながら従わず、隣人につらい仕打ちをしたり、自分の好き放題にしたり、務めを放棄するようならば、「主人は彼を厳しく罰し」(46節)「ひどく鞭うたれる」(47節)とあります。この厳しさは、主人がしもべを愛し期待しておられるからこそです。

私たちに託された一番の「財産」は、キリストを通して与えられた「神の愛と赦し」です。この愛と赦しゆえに神を愛し、隣人を(神に愛され赦されている)自分のように愛すること。これが財産管理人の務めです。

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