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2018年11月25日「ともに喜ぼう!」

2018年11月25日「ともに喜ぼう!」

【聖 書】ピリピ人への手紙2章12~18節
【説 教】田代 孝一スタッフ

【説教要約】
 本日は、企救エクレシア創立16周年をお祝いする記念の礼拝を、ともにおささげできます恵みを心より感謝します。この日を迎えられるまでには、さまざまな困難や戦いがあったことと思います。
本日の手紙を執筆したパウロは、その手紙の中で運動競技の例えを頻繁に用いて、信仰者の心得について記しています。当時は、より強い肉体を造るために競技場や体育館が多くの場所に建てられ、そこで近代スポーツの原型となる競技が盛んに行われていました。
パウロ自身がどんな競技を行っていたかどうかは不明ですが、当時のエリートとして育てられたパウロでしたので、競技を通して自身の肉体を鍛えていたことは明らかです。そのことは、競技者に対する彼の洞察力がいかに優れていることからも伺い知ることができます。私自身一人の競技者として10年余り歩んできましたので、パウロの競技者に対する目がいかに確かなものであるかを言い表すことができます。
私は今から50年ほど前にイエス様と出会い、救いに導かれました。その時、与えられた聖書の御言葉も、コリント競技を例えにしたパウロの言葉でした。「あなたがたは知らないのか。競技場で走る者は、みな走りはするが、賞を得る者はひとりだけである。・・すべて競技をする者は何ごとにも節制をする。彼らは朽ちる冠を得るためにそうするが、私たちは朽ちない冠を得るためにそうするのである。そこで、私は目標のはっきりしないような走り方をせず、空を打つような拳闘はしない。」(Ⅰコリント9:24~26)と記されていました。この言葉は、まさに当時の私自身の姿そのままを表していました。一撃必殺のごとく、私はこの言葉によって救いに導かれました。
あれから50年、信仰者の歩みは、パウロが記しているように、競技者の歩みと共通していることをさらに深く知らされています。そのことを、本日のピリピ人への手紙の箇所から、下記の4つのポイントを簡潔に記してみました。
(1)しっかりとした目標を持つこと。(いつも目標設定を明確にしていること)
(2)継続すること。(走り続けること、苦しくても途中で棄権しないこと)
(3)素直であること。(御言葉に対して、信仰の仲間に対して聴く耳をもつこと)
(4)ともに喜ぶこと。(信仰の仲間とともに喜びを分かち合うこと)
企救エクレシアの歩みは、これから17年目に入っていきますが、上記の4つのことを信仰者としていつも銘記していけば、どんな困難や戦いに遭ったとしても、必ず勝利していくことが出来ることを確信しています。

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