2024年10月13日「ゴールを見つめて生きる」
2024年10月13日「ゴールを見つめて生きる」
ゴールを見つめて生きる
「主人は言った。『忠実な良い僕だ。よくやった。お前は少しのものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。主人と一緒に喜んでくれ。』」(マタイ25:21)
先週は1タラントンの僕に着目しましたが、今週は他の二人に焦点を当てたいと思います。まず心に留めたいポイントは、5タラントン、2タラントンの僕は主人からまったく同じ誉め言葉をもらっているという点です。金額の大きさに関係なく、自分に預けられたもので精一杯商売をした二人に対しては、主人は等しく喜んでいます。ですから、私たちは他者と比べる必要はないのです。ただ私たちは、このかけがえのない人生を託してくださった主に感謝しつつ、精一杯、忠実に歩んで参りましょう。
次に覚えたいことは、僕は精算の時まで主人と会っていない、という点です。すなわち、私たちは、この人生を終えて創り主なる神の御前に立つその日までは、どう生きるかは私に任せられているのです。これは考えてみれば当たり前のことですが、クリスチャンはときどき誤解することがあります。「生きているのはもはや私ではない。キリストが私のうちに生きておられるのである(ガラテヤ2:20)」とは「夢遊病者のように生きる」という意味ではありません。聖霊の導きに従って生きることについては、次回以降、述べたいと思いますが、ともあれ、主はこれほどまでに私たちを信頼して人生を託して下さっているのです。主を讃えます!!!
さて商売をなさった方なら良く分かると思いますが、5タラントン預かって、商売したら、たちまち5タラントン儲かった、なんてことはあり得ません。苦労し、努力し、コツコツと商売を続けてゆくなかで、少しずつお得意様が増えていって、何年もかかってようやく軌道に乗る、、、。それでも収支が合えば良いほうで、いつまで経っても赤字続き、ということだってあり得ます。あの二人の僕も、儲けるどころか損した時期があったかもしれません。それでも彼らは諦めなかった。お金を預けて下さった主人と、やがて会うその日を思いながら商売を続けたのです。私たちの人生も同じです。色々なことがあります。辛いときもあります。それでも主とお会いするゴールを見つめて歩み続けるのです。頑張りましょう!!!(よ)