2024年5月19日「天の父の心を知って生きる⑦」
2024年5月19日「天の父の心を知って生きる⑦」
天の父の心を知って生きる⑦
「姦淫してはならない。」(出エジプト20:14)
イエス様はこの第七戒を心のレベルにまで引き上げました。「あなたがたも聞いているとおり、『姦淫するな』と命じられている。しかし、私は言っておく。情欲を抱いて女を見る者は誰でも、すでに心の中で姦淫を犯したのである。」(マタイ5:27~28聖書協会共同訳)
まず誤解してはならないことは、これは性欲の否定ではありません。多くの宗教やグノーシス主義などの霊肉二元論は肉体、とりわけ性欲は悪であると説きますが、聖書は決してそうは言っていません。創造主なる神はご自分に似せて人を男と女に創造された、とあります。そして彼らを祝福して言われました「産めよ、増えよ、地に満ちよ」(創世記1:27~28)。従って、本来、性の営みは神が人に与えた祝福なのです。もちろん肉体の欲をむさぼることは罪につながりますが(ヤコブ1:15)、肉体の欲を否定するのは悪霊の教えです。(Ⅰテモテ4:1~3)
イエス様が警告しているのは、結婚している男性が、自分の妻以外の女性を「情欲を抱いて見る」ことです。しかも「右の目が罪を犯させるならえぐり出して捨てなさい」とまでおっしゃるのです。「全身がゲヘナに投げ込まれるよりは、ましだから」と。いったいイエス様はどうしてここまで激しく言われたのでしょうか?
私はこれはイエス様が私たちの結婚生活を全うさせるために、あえて厳しく警告なさったのだと思います。箴言は性の営みは夫婦の間だけで満たし合うものだと戒めています。
「あなたの泉を、外にまきちらし、水の流れを、ちまたに流してよかろうか。・・・あなたの泉に祝福を受けさせ、あなたの若い時の妻を楽しめ。彼女は愛らしい雌じか、美しいしかのようだ。いつも、その乳ぶさをもって満足し、その愛をもって常に喜べ。わが子よ、どうして遊女に迷い、みだらな女の胸をいだくのか。」(箴言5:16,18~20口語訳)
私は既婚男性の皆さんに申し上げたい。この第七戒を、はなから「実行不可能な戒めだ」と諦めないでください。これは荒唐無稽な話ではなく、私たちの結婚生活を守ってくれるガードレールなのです。私たちをいじめたり、苦しめたりするためではなく、主の愛の戒めです。感謝して大切に受け取ろうではありませんか。(よ)
