2024年5月5日「天の父の心を知って生きる⑤」
2024年5月5日「天の父の心を知って生きる⑤」
天の父の心を知って生きる⑤
「あなたの神、主が命じられたとおりに、あなたの父と母を敬いなさい。そうすればあなたは、あなたの神、主が与えてくださった土地で長く生き、幸せになることができる。」(申命記5:16 聖書協会共同訳)
ひとは誰しも、一度きりの人生を幸せに、そして健康で長生きしたいと願うのではないでしょうか。聖書はズバリ、そうありたければ父と母を敬いなさい、と明言しています。父母を敬うと、どうして幸せで長生きできるのか、その因果関係は私たちには分かりません。けれどもこれは私たち人間を創られた創造主の約束なのです。素直に信じて実行したいと思います。
私は自分を省みて知らされるのですが、我が子を愛することは自然にできます。子どもが幼かったときも、大人になった今も、愛おしさは変わりません。我が子が苦しめば私も苦しいですし、我が子の喜びは私の喜びです。それは親である私にとって、ごく自然な感情です。けれども私が父母を敬うことは、おのずから湧いてくる感情とは言えません。「親思う、心にまさる、親心」と昔の人は詠みましたが、まさにその通りだと思います。それゆえに主は、この第五戒をお与えになったのだと思うのです。
ここで主は、父母に敬うべき点があれば敬いなさい、とは言っていません。尊敬できる父母であろうとなかろうと、敬いなさい、とお命じになるのです。考えてみれば私たちは(父母に限らず)ひとのアラを探し出す名人です。放っておけば、私たちは父母を敬うどころか、欠点をあげつらい、口を開けば批判ばかり、ということにもなりかねません。それが私たちの肉の性質です。しかしイエス様は「父または母をののしる者は、必ず死に定められる」と言われました(マタイ15:4b)。心して、父母を敬うことに心を定めたいと思います。
父母が健在で、感謝や尊敬の言葉を伝えられる状況にあるならば、ぜひ実行しましょう。けれどもすでに亡くなっている、あるいは伝えられない状況にある場合はどうしたら良いのでしょうか? それでも私たちは祈りの中で父母に尊敬と愛を伝えるべきであります。葛藤を覚える方もおられるかもしれません。どうか主の助けを祈り求めてください。誰のためでもない、私自身の幸せのために。(よ)
