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2024年6月30日「聖書の教訓① 語調が結果を左右する」

2024年6月30日「聖書の教訓① 語調が結果を左右する」

聖書の教訓①「語調が結果を左右する」

「柔らかい答は憤りをとどめ、激しい言葉は怒りをひきおこす。」(箴言15:1 口語訳)

 聖書を教訓的に読むのは良くない、と思われるかもしれません。確かに聖書の中心であるイエス・キリストを度外視して、聖書を単なる教訓の書物として読むなら、それは正しい読み方とは言えないでしょう。けれども、私たちキリスト者が地上生涯を生きる上で聖書から十分に教訓を得られていないとすれば、どれほど大きな損失でしょうか。「聖書は・・・人を教え、戒め、誤りを正し、義に導く訓練をするうえに有益です。(Ⅱテモテ3:16)」とあります。私は、聖書には人生で必要なことがすべて書かれていると確信しています。そこで今回から少しずつ、私が体験的に知らされた聖書の教訓をお分かちしたいと思います。

 冒頭の聖句は、あらゆる場面で当てはまります。職場の会議でも、取引先との交渉でも、クレーム対応でも、夫婦の会話、友人との会話、、、あらゆるコミュニケーションの場で心すべき戒めです。この御言のポイントは、「発言の内容ではなく、語調が結果を左右する」という点にあります。どんなに正しいことを言っていても、激しい語調で言いつのるなら、ただ反発を招きます。逆に(相手にとって)キツい要求でも、静かに話せば受け入れてもらえることが、しばしばあります。

この御言のおかげで難局を乗り切った経験は数えきれません。私は東京の支社長を6年半務めましたが、たとえばクレーム対応ひとつとっても、支社長まで上がってくる案件は、こじれて抜き差しならない状態で来ます。相手もカンカンです。そこで大事なことは「静かに、落ち着いて話すこと」です。そして恐れないことです。「人を恐れると罠に陥る(箴言29:25)」からです。

 逆に、難しい交渉もありました。何としてもこちらの要求を飲んでもらわねばならない場面で私は、「厳しい要求を静かに」話しました。すべてが思い通りに進んだわけではありませんが、少なくとも相手が怒り出して交渉が決裂することはありませんでした。
年上の部下も多くいました。私は「言葉づかいは丁寧に、仕事は妥協なく」要求しました。その結果、皆さん実によく働いて下さいました。ですから、この聖句は、まさに「アーメン(その通り)!!」なのです。(よ)

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