私たちは聖書を信じるプロテスタントの教会です。          【教会目標】 キリストの愛が満ち 福音宣教に生きる教会

わかりやすい聖書と信仰2 旧約聖書

わかりやすい聖書と信仰2 旧約聖書

※聖書は「神さまからの救いのメッセージ」「神さまが民を救う物語」「人間の神さまへの祈り、信仰内容、賛美」などを記している(が、二千年以上前の書物であるので、わからないことがたくさんあっても、大丈夫!)

※旧約は、神さまがイスラエルの民を導いた物語、そして、救い主キリストの登場の預言。

旧約聖書の中にある神さまの愛の言葉

たとえば・・・

①創世記1:31「神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった。」

→神さまはわたしたちとわたしたちが生きる世界を創造してくださった。しかも、それを「良い」ものとして創造してくださった。わたしたちは、自分の力(だけ)で生きているのではない。神から命を与えられ、また、生きるのに必要な世界を与えられている。

②創世記3:21,23「主なる神は、アダムと女に皮の衣を作って着せられた・・・主なる神は、彼をエデンの園から追い出し」

→神さまに代わって自分たちが神のようになろうとしたアダムとエバを神さまはエデンの園から追い出すが、その際には、皮の衣によってふたりを守ってくださった。

③創世記9:11「わたしがあなたたちと契約を立てたならば、二度と洪水によって肉なるものがことごとく滅ぼされることはなく、洪水が起こって地を滅ぼすことも決してない。」

→ノアの箱舟に乗っていたもの以外は皆滅んでしまったが、それ以降、神さまは誰をも滅ぼさないと決められた。神さまの御心は、わたしたちの誰一人滅びないこと。すべての人が救われること。

④創世記13:14 「主は、ロトが別れて行った後、アブラムに言われた。「さあ、目を上げて、あなたがいる場所から東西南北を見渡しなさい。見えるかぎりの土地をすべて、わたしは永久にあなたとあなたの子孫に与える。 あなたの子孫を大地の砂粒のようにする。大地の砂粒が数えきれないように、あなたの子孫も数えきれないであろう。さあ、この土地を縦横に歩き回るがよい。わたしはそれをあなたに与えるから。」

→神さまはアブラム(のちのアブラハム)に、広大な土地と無数の子孫を約束した。わたしたちの人生にも、あるいは、神さまを信じる民、群れにも、神さまの限りない祝福が約束されている。

⑤出エジプト記3:7-8「主は言われた。「わたしは、エジプトにいるわたしの民の苦しみをつぶさに見、追い使う者のゆえに叫ぶ彼らの叫び声を聞き、その痛みを知った。それゆえ、わたしは降って行き、エジプト人の手から彼らを救い出し、この国から、広々としたすばらしい土地、乳と蜜の流れる土地、カナン人、ヘト人、アモリ人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人の住む所へ彼らを導き上る。」

→神さまはわたしたちの苦しみ、叫び、痛みをも深く知ってくださり、わたしたちのところに来てくださり、救い出してくださる。

⑥出エジプト記3:12「神は言われた。「わたしは必ずあなたと共にいる。」」

→神さまはどんなときでもわたしたちとともにいてくださる(インマヌエル)。

⑦イザヤ書43:2-5「水の中を通るときも、わたしはあなたと共にいる。大河の中を通っても、あなたは押し流されない。火の中を歩いても、焼かれず/炎はあなたに燃えつかない。わたしは主、あなたの神/イスラエルの聖なる神、あなたの救い主・・・・わたしの目にあなたは価高く、貴く/わたしはあなたを愛し・・・・恐れるな、わたしはあなたと共にいる。」

→イスラエルの民に向けられた神さまの言葉は、そのまま、神さまに導かれ神さまを信頼し神さまに従う民であるわたしたちへのメッセージでもある。

⑧創世記3:15 「お前と女、お前の子孫と女の子孫の間に/わたしは敵意を置く。彼はお前の頭を砕き/お前は彼のかかとを砕く。」

→アダムとエバを神から離れさせようとした蛇に向けられた神さまの言葉。わたしたちを神さまから遠ざけようとする罪(の力)を、神さまは、やがて、イエス・キリストによって滅ぼしてくださることの約束。

⑨イザヤ7:14「わたしの主が御自ら/あなたたちにしるしを与えられる。見よ、おとめが身ごもって、男の子を産み/その名をインマヌエルと呼ぶ。」

→イエス・キリスト誕生の預言。イエス・キリストは「インマヌエル」、つまり、神さまがわたしたちとともにいらしてくださることそのものである。

⑩イザヤ9:5「ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。権威が彼の肩にある。その名は、「驚くべき指導者、力ある神/永遠の父、平和の君」と唱えられる。」

→イエス・キリスト誕生の預言。イエス・キリストは「平和=シャロームの君」

⑪イザヤ11:1-9「11:1 エッサイの株からひとつの芽が萌えいで/その根からひとつの若枝が育ち11:2 その上に主の霊がとどまる。知恵と識別の霊/思慮と勇気の霊/主を知り、畏れ敬う霊。11:3 彼は主を畏れ敬う霊に満たされる。目に見えるところによって裁きを行わず/耳にするところによって弁護することはない。11:4 弱い人のために正当な裁きを行い/この地の貧しい人を公平に弁護する。その口の鞭をもって地を打ち/唇の勢いをもって逆らう者を死に至らせる。11:5 正義をその腰の帯とし/真実をその身に帯びる。11:6 狼は小羊と共に宿り/豹は子山羊と共に伏す。子牛は若獅子と共に育ち/小さい子供がそれらを導く。11:7 牛も熊も共に草をはみ/その子らは共に伏し/獅子も牛もひとしく干し草を食らう。11:8 乳飲み子は毒蛇の穴に戯れ/幼子は蝮の巣に手を入れる。11:9 わたしの聖なる山においては/何ものも害を加えず、滅ぼすこともない。水が海を覆っているように/大地は主を知る知識で満たされる。」

→イエス・キリストの登場の預言。イエス・キリストによる平和な世界のヴィジョン。

⑫イザヤ書53:1-5「53:1 わたしたちの聞いたことを、誰が信じえようか。主は御腕の力を誰に示されたことがあろうか。53:2 乾いた地に埋もれた根から生え出た若枝のように/この人は主の前に育った。見るべき面影はなく/輝かしい風格も、好ましい容姿もない。53:3 彼は軽蔑され、人々に見捨てられ/多くの痛みを負い、病を知っている。彼はわたしたちに顔を隠し/わたしたちは彼を軽蔑し、無視していた。53:4 彼が担ったのはわたしたちの病/彼が負ったのはわたしたちの痛みであったのに/わたしたちは思っていた/神の手にかかり、打たれたから/彼は苦しんでいるのだ、と。53:5 彼が刺し貫かれたのは/わたしたちの背きのためであり/彼が打ち砕かれたのは/わたしたちの咎のためであった。彼の受けた懲らしめによって/わたしたちに平和が与えられ/彼の受けた傷によって、わたしたちはいやされた。」

→イエス・キリストの十字架とそれによるわたしたちの罪の赦し(救い)の預言。

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