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2022年5月29日「神さまにつながる命」

2022年5月29日「神さまにつながる命」

【聖 書】ヨハネによる福音書17章1節~13節
【説 教】林 巌雄牧師
【説教要旨】
教会では、「永遠の命」という言葉が時々使われますが、それはどういう意味でしょうか。今日の聖書でイエス・キリストはこう言っておられます。「永遠の命とは、唯一のまことの神であられるあなたと、あなたのお遣わしになったイエス・キリストを知ることです。」(ヨハネ17:3)

「永遠の命」とは「唯一のまことの神を知ること」「その神がお遣わしになったイエス・キリストを知ること」とあります。「唯一のまことの」とは「すべての命の源である」という意味ではないでしょうか。

聖書で「知る」とは「深く交わる」「深くつながる」ことを意味します。つまり、「永遠の命」とは、神さまと深くつながる、そして、神さまから遣わされたイエス・キリストと深くつながることです。

お母さんのおなかの中の赤ちゃんがへその緒でお母さんとつながっているように、宇宙遊泳中の飛行士が母船とチューブでつながっているように、わたしたちも、神さまとしっかりつながって、神さまから命をいただいているのです。これが永遠の命です。

永遠の命は地上の旅を終えてから初めていただくものではなく、地上の旅をしている今から、この地上に生まれた時から、すでに始まっているのです。わたしたちは生まれた時から神さまにつながっています。
 
そして、神さまにつながって、この地上の旅をし、それを終えて、天に帰ってからも、神さまとのつながりは永遠に続きます。

では、どうしたら、わたしたちは、神さまにつながることができるのでしょうか。神さまは、わたしたちに手を差し伸べてくださいます。イエス・キリストは、神さまが私たちに差し伸べてくださる手です。
 
さらに、イエス・キリストはご自身の手をわたしたちに差し伸べ、わたしたちの手をしっかりと握ってくださいます。わたしたちは、そのイエス・キリストの手を握り返せばよいのです。

そうやって、わたしたちは神さまとつながり、イエス・キリストとつながります。こうやって、わたしたちは、わたしたちの命の源である神さまと、いつもつながっているのです。神さまは、そして、イエス・キリストは、わたしたちのライフラインなのです。

わたしたちは、スマホなどで誰かとのつながりをつねに求めています。人とのつながりはたしかに大切です。けれども、命の源である神さまとのつながり、神さまというライフラインは決して切れることがありません。これをしっかり握りしめて、毎日を生きていきましょう。

※説教動画はこちらから

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