2023年1月1日
2023年1月1日
「世界が造られたときから、目に見えない神の性質、つまり神の永遠の力と神性は被造物に現れており、これを通して神を知ることができます。」(ローマ1:20)
被造物とは、神さまによって創られたもののことです。この世界、地球、海、山、平野、川、太陽、月、空、星、花、植物、動物、人間などは皆、被造物です。
これら被造物は、その創造者、創造主である神さまの「永遠の力と神性」を現している、とパウロは言います。たしかに、わたしたちは大空や山や樹々や美しい花や夜空の星々を見るとき、あるいは陽光や風に頬をふれられるとき、有限な人間をはるかに超えた永遠なる神さまの力を感じますし、神さまの果てしない奥深さ、侵し難さを覚えないではいられません。
時もまた、神さまの造られたものです。時は同じく被造物である天体の動きと結びつけて考えられることもあります。
神さまは、時をつねに新しく創造してくださいます。神さまは、毎日、新しい時を創造し、わたしたちに与えてくださいます。毎秒毎秒が、神さまが創造してくださる新しい時です。新年もまた、時は神さまによってつねに新しくされることを教えてくれます。
神さまは、今日、わたしたちを新しく創造してくださいます。そして神さまが創造してくださる新しい時に「神さまの永遠の力と神性」を深く感じながら、この時をともに歩みましょう。(い)